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[記事表示] CT200h Fスポーツ試乗(マイナーチェンジ後) ブルーマイカ 14/3/2(日) 3:03 青プリ

CT200h Fスポーツ試乗(マイナーチェンジ後)
青プリ  ブルーマイカ  - 14/3/2(日) 3:03 -

引用なし
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   CT200h Fスポーツ試乗(マイナーチェンジ後)しました。

正直、私の30前期プリウスに車高調組んだ状態に比べて、お世辞にも素晴らしい出来で買い換えよう・・・という結論に至りませんでした。

・期待した点1:高速道路での低級音の低下
多少ノイズレベルは落ちているかも知れませんが、オーディオオフの状態で、大して違わない不快指数のノイズ感を感じました。きっと騒音計等で帯域毎に測ったらかなりの違いがあるのでしょうが、感覚的には期待したレベルと異なります。

感覚的には、プリウスが100点とすると、ct200hは95点。
ct200hと価格帯を同じくするアウディ A3(2014年モデル)が90点。
+100万となりますが、BMWの現行3シリーズ ツーリング Mスポーツが同じく90点。

最も大きな音であろうタイヤからのロードノイズについては、タイヤはヨコハマのスタッドレス、IG30の16インチですので、純正17インチのヨコハマ dbと大差無いと思います。

プリウスは静かだと言われている要素に「静かさ」があると思いますが、私の感覚だと、高速道路では同価格帯のセダン(例:マークXなど)に明らかに劣っています。セダンに比べたらのハナシで、同じCセグメントとしては、健闘している方だとは思っています。
が、CT200hはいかんせん同じプラットフォームだからか、印象が劇的に異なるとは言えないのでしょう・・・
試乗後に初めて以下のWebを検索して開発者の意図を見ると、マイナーチェンジ前比べて云々・・・という記事がありましたが、正直結果が付いてきていないと感じました。
ttp://response.jp/article/2014/03/01/218269.html

それでも、他の方は前期CT200hに比べて、マイナーチェンジ後は「別物」とかいうインプレがありますので、私が求めていた点とは違いすぎるのでしょう。


・期待した点2:スポーティかつ乗り心地の悪くない足まわり
私のプリウスは、車高調を入れたことにより、大体の道では特に不満が無く、気持ちよく走ることが可能とはなりましたが、段差では車高調らしいデメリットが出ることがあり、それは社外の車高調では避けられないため、ある程度は諦めが付いています。(アラゴスタの車高調でもビルシュタインダンパーでも同様です)

で、その諦めていた固さだったり突き上げだったりする点について、CT200h Fスポーツで、殆ど一緒の印象を受け、かなり硬い足に、2度びっくりしました。
段差を越えたときの低級音はさすがに純正、うまいこと抑えてありますが、これじゃあプリウスと大差無いじゃん・・・と思うに十分でした。

予算は上がりますが、レクサスで走りもノイズレベルにも拘るなら、ISのFスポーツが印象良かっただけに、CT200hは残念な印象でした。
と言っても、IS250 Fスポーツは試乗してガッカリのフィーリングのガソリンエンジン&変速の遅い従来型トルコンATですし、IS300hを買うならBMW320d Mスポーツを買います。
現行のBMW 3シリーズ MスポーツやZ4に搭載されているスポーツATは、トルコン式ATの中で最も変速が速く、ダイレクト感に優れたもので、ポルシェ ケイマン/ボクスターに搭載されている最新の7段PDK(2ペダルMT)に比べても、遜色がありません。個人的には、Audi(VW)の7速Sトロニック(2ペダルMT)より、BMWのスポーツAT(8段トルコン式)の方が、ダイレクト感やショックの無さから、好みです。

その他色々は、あっても無くても構わない訳ですが、以下の通りです。
1.シートのホールドの良さ
  レカロのAM19系に比べて、遜色有りません。この点で+20万の価値があります。
2.シートヒーターの制御面/使い勝手の良さ
  メカスイッチ(ロータリー式)が採用されているので、シートヒーターをONのままシステムオフしても、次に乗るときにONになりますので、楽です。
3.ファブリックシート&シートヒーターの組み合わせ
  レザーシートを選択しなくても、ファブリックシートにシートヒーターが組合わさっているのは珍しいことです。冬場レザーの座った瞬間に冷やっとしませんので、好ましいです。良くを言えば、この状態で更にメーカーオプションでシートベンチレーション(シートクーラー)機能があれば、レカロの高級機種と同じになるのですが。
4.パドルシフトの無意味さ
  正直殆ど反応が無いか、数字だけ変わっていく?忘れた頃にフィードバックが緩やかに来る?研究しないと分かりません。プリウスにあるBレンジのように、43km/h以下でONというような事も出来ず、Bレンジもあったらいいのにと感じます。
5.ナビのチーズさ&オーナーズディスク不要
  個人的にオーナーズディスク不要、社外の大画面ナビがいいです。
  リモートタッチを廃して、プリウスと同じ位置にシフトゲートが欲しい。
6.スポーツモードのフィールの良さ
  プリウスのパワーモードは、コントロール幅が狭くON/OFF的な突拍子も無いフィールなのであまり好まないが、CT200hのスポーツモードは好みだった。
ECOモードはプリウスにそっくりかもしれない。
7.スポーツモードでのアナログ回転数表示
  社外のデジタル表示に慣れた今となっては、特記することでは無いが、視認性を目指すならダッシュボードの上/ナビ周辺に配すか、ヘッドアップディスプレイで表示がベスト。
8.水温/車速がデジタル表示できない。
  出来ても良さそうなのですが・・・あえてやってないと思われる。

ct200hは維持費の安さ(燃費以外も)や、安心感、リセールの高さ、安全性、レクサスブランドに大金を投じるわけですが、走行フィールや官能性、楽しさなどでは、他に検討中の車種に劣っているため、購入が躊躇われます。

Audi A3スポーツバック(COD、1.4L)、BMW 320d Mスポーツ ツーリング(2Lディーゼル)、ルノー メガーヌ エステート GT(2L、6MT)を候補中。

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